最新動向を踏まえた内部統制システム整備の基礎から応用
～企業不祥事防止のための法と実務～

マスコミに大きく報道されている不祥事が相変わらず散見されています。
マスコミに報道されないまでも、企業内やグループ会社で事件・事故は発生している場合もあると考えられます。

企業不祥事防止のためには、管理者個人の属性に頼るのではなく、
会社あるいは個々の組織としての体制整備が極めて重要になってきます。

そこで、今回のセミナーでは、不祥事防止のための内部統制システムの整備について、最新動向を含めて、
基礎から応用まで法と実務の両面から、長年企業実務に携わってきた講師からわかりやすく解説致します。

コーポレート部門の役職員や監査役・スタッフの方にとって、特に有益な内容です。

  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜プログラム＞

 １．企業不祥事と内部統制システム

（１）近時マスコミ報道された企業不祥事に共通の原因

（２）コーポレート・ガバナンスと内部統制システムの関係

（３）内部統制システムが争点となった裁判例（役員の責任が問われた事例）

（４）内部統制システムの立法経緯

（５）内部統制システムに関する現行法令と立法趣旨

２．内部統制システム整備のための実務

（１）報告体制

　　・整備の基本的考え方

　　・実効的な内部通報制度の具体策

（２）有事の際の対応の要諦

　　・危機管理委員会の活用

　　・マスコミ対応の重点ポイント

（３）損失危険管理の手法

　　・自社にとっての最大の不祥事の考え方

（４）法令・定款遵守体制の実務

　　・実効的な教育体制

　　・近時の動向から特に教育すべき具体的不祥事項目

３．内部統制システムとチェックリストの活用

（１）チェックリストの効用と注意点

（２）具体的なチェックリスト例の分析と検討

４．まとめ

2018年05月17日(木)

13:30～16:30 （受付開始13:00～）

トスラブ山王健保会館 （2階会議室）

〒 107-0052
東京都港区赤坂２丁目５−６ トスラブ山王健保会館

【アクセス】
※地下鉄銀座線・南北線 「溜池山王駅」 10番出口より 徒歩3分
※地下鉄千代田線 「赤坂駅」 2番出口より 徒歩5分
※地下鉄銀座線・丸ノ内線 「赤坂見附駅」 10番出口より 徒歩7分

高橋　均（たかはし　ひとし）氏

一橋大学大学院博士後期課程修了。修士（法学）・博士（経営法）。新日本製鐵㈱（現在の新日鉄住金㈱）を経て、現在、獨協大学法学部教授。
専門は、商法・会社法、金融商品取引法、企業法務。近著として、『グループ会社リスク管理の法務（第２版）』（2015年、中央経済社）、『監査役監査の実務と対応（第５版）』（2016年、同文舘出版）、『新版・会社法実務スケジュール』（共編著、新日本法規出版、2016年）、『実務の視点から考える会社法』（2017年、中央経済社）他。
長年の実務経験と商法・会社法の専門家としての法理論の双方からのアプローチを実践しており、多くの企業実務家から支持を得ている。

17,000+税
※参加費は事前に銀行振込にてお支払ください。
※お振込み先情報は受講票メールにてお知らせいたします。
※振込手数料はお客様のご負担にてお願い申し上げます。

50名

法務、コンプライアンス、経営企画等をご担当の方、経営者

※同業者・競業する方と判断した場合等主催者都合によりお申込みをお断りする場合がございます。
※お申込みの際にメールに記載いただいた個人情報につきましては、主催者からの各種ご案内等に使用させて頂きます。
※セミナー内容は予告なく変更となる可能性があります。予めご了承ください。
※カメラ⁄ビデオ⁄テープレコーダーなど記録機器の持ち込みはご遠慮ください。

主催

レクシスネクシス・ジャパン株式会社　／　ビジネスロー・ジャーナル

レクシスネクシス・ジャパン株式会社
ビジネスロー・ジャーナル 　広告・出版部セミナー担当
Email: seminar@lexisnexis.co.jp